メダカコーナー

メダカの飼育方法

メダカには様々な魅力がありますが、その一つに「飼いやすさ」があります。
しかし、「飼いやすい」と言っても基本的なポイントは押さえておかなければメダカは体調を崩してしまい、死んでしまうこともあります。メダカの健康を維持して、飼育を楽しんでいただくために基本的なメダカの飼育方法をご紹介します。

まず初めに、メダカの様子を日々観察してあげることが大切になります。
いつもより泳ぎ方がぎこちないなと感じたり、ふっくら太っていたのに少し痩せてきたなと感じたら、それは何か問題が起きているサインかもしれません。 日々の観察でメダカの変化に早く気付いて対処してあげましょう。

それでは、基本的なメダカの飼育方法を一言でまとめると、

「日当たりの良い場所で 大きな容器で ゆったりと飼育する」

ということになります。
各ポイントに分けて少し詳しく説明していくと、

1.日当たりの良い場所で飼育する

日当たりの良い場所で飼育することで、水中の微生物がメダカにとって良いバランスになり、水質が安定しやすくなるので、メダカの健康が促進され、成育も早くなります。

また、メダカが太陽光を浴びることでビタミンを生成する など健康促進効果もあります。

しかし、特に夏の暑い時期では、日光が当たることで水温が急上昇してメダカが弱ってしまうリスクもあるので、日除けなどの対策が必要になります。

ホテイアオイなどの浮草を浮かべておくと、日除けになるだけでなく、メダカの隠れ家になるスペースもできてメダカのストレスが少なくなります。

メダカの水温管理のポイントは1日の水温変化を極力少なくすることになります。1日の水温変化を10℃以内に抑えるように対策してあげましょう。最高水温32℃程度まではメダカの大きな負担にはならないと思いますが、急激な水温変化はメダカの大きな負担になるので注意が必要です。

2. 大きな容器で飼育する

スペースの許す限り、できるだけ大きな容器で飼育してあげましょう。水量が多いと水温・水質の変化が緩やかになったり、泳ぐスペースが増えたりしてメダカのストレスが減るので、健康を維持しやすくなり、成育も早くなります。

また、黒色の容器を使うことでメダカが落ち着きやすく、ストレスが少なくなります。白い容器だと興奮しやすく、ストレスが多くなります。自然下では周囲が黒色に近い方が外敵に見つかりにくいためだと思われます。

黒色の容器を使うことで、メダカが綺麗に見えます。メダカには背地反応と呼ばれる保護色機能(外敵から身を守るため体色を周囲の色に合わせて目立ちにくくする)があります。メダカの持つ各色素が周囲の色に合わせて拡散・凝集することで体色が濃くなったり薄くなったりします。黒色の容器で飼育することで黒いメダカはより黒く、赤いメダカはより赤くなり、見映えが良くなります。

黒色の容器は、夏場に水温が上がりやすくなるので日除け対策などが必要になります。

3.ゆったりと飼育する

飼育密度を低く(最低でも2~3ℓ以上/1匹)してゆったりと飼育することで、水質は安定しやすくなります。メダカのストレスも減るので健康を維持しやすくなり、成育も早くなります。

4.定期的に水換えをする

メダカを飼育しているとどうしても水が傷んできてしまうので 定期的な水換えは欠かせません。

図のように、メダカのフンや粉餌の食べ残しなどの有機物が水中の微生物に分解されて、毒性が非常に強いアンモニアになります。またアンモニアが水中の微生物に分解されて、毒性が強い亜硝酸塩になります。また亜硝酸塩が水中の微生物に分解されて、毒性が弱い硝酸塩になります。硝酸塩は少量だと問題ないですが、濃度が高くなるとメダカに悪影響が出てしまいます。水を継ぎ足すだけでなく、定期的に水換えをして硝酸塩を薄めることで水の傷みを防ぎます。水換えの際に、底に溜まった、水の傷みの元である有機物をポンプやスポイトで取り除くことで、水換えが効果的になります。水換えの頻度は、こまめにすればするほど水質悪化のリスクが減らせます。

5.栄養補給

メダカは水中の微生物(プランクトンなど)を主なエサとしています。なので、できるだけ大きな容器でメダカの数を少なめ(最低でも2~3ℓ以上/1匹)にしてゆったり飼育してあげると、1匹当たりのエサとしての微生物の割り当てが 多くなります。その結果、健康が維持されやすくなり、成育も早くなります。

また、補助的に人口の粉餌を与えてあげてもよいでしょう。粉餌はメダカの様子を観察しながら、1日数回、食べ残しがないように数分で食べ切るだけあげるということがポイントになります。食べ残しがあるとそれが飼育水を傷めてしまい、メダカの体調不良につながります。

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